私立小学校は、それぞれの学校が独自の教育方針を持ち、特色ある教育を行っています。公立小学校に通う児童は、指定された居住区の学校に通いますが、学区を越えて私立小学校を選ぶ自由があります。お子さまに合った学校を見つけ、満足のいく教育を受けられる点が私立小学校の大きな魅力です。
2020年、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校教育も大きく変わりました。オンラインでの会議や研修が活用され、現在は対面とオンラインを組み合わせた新しいスタイルに発展しています。この経験を活かし、10年後を見据えた教育の形を模索し続けています。
私立小学校では、学力向上だけでなく、子どもたちの「豊かな心」を育む情操教育にも力を入れています。複数の教員が連携して、子ども一人ひとりに合わせたきめ細やかな指導を行っています。また、私立小学校間の交流も活発で、合同音楽会をはじめ、スポーツの大会などの行事を通じて子どもたちは互いに成長しています。教員も研修等で集い、スキルを高め合い、教育の質の向上を目指しています。
私たちは、保護者の皆さまに「私立を選んでよかった」と満足していただけるような特色ある教育を行うために日々努力しています。ぜひ多くの皆さまに、学校説明会や体験入学にご参加いただき、私立小学校の魅力を体感していただけましたら幸いです。
当連合会の前身である京都私立小学校連合会は、1965(昭和40)年に発足しました。それ以来、教職員研修や教科研究会、合同音楽会などを行ってきました。2020(令和2)年4月、京都府下の私立小学校10校がすべて加盟したことを受け、名前を京都府私立小学校連合会と改め、事務局を京都私学会館にある京都府私立中学高等学校連合会事務局内に置くこととなりました。当連合会は、規約に定められている通り、「加盟校相互の提携協力によって研修と親睦を深め、私立小学校教育の振興に寄与することを目的」としています。また、京都府における私立小学校の21世紀の発展と次世代の人材を育てる教育に邁進してまいります。